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がんの免疫療法Q&A

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画像第4のがん治療、免疫療法とは?

 いわゆるがんの三大治療とは、①外科治療、②放射線治療、③化学療法(抗がん剤)です。これにつづく『第4のがん治療』として注目されているのが免疫療法です。

 我々人間のからだの中には、免疫を担う細胞の白血球というものがいるのはご存じの通りです。

 その免疫細胞には、マクロファージ、樹状細胞、好中球、NK細胞、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、サプレッサーT細胞、レギュラトリーT細胞、B細胞など多くの種類があります。

 免疫細胞は、体に入ってくる細菌やウィルスなどの病原体、化学物質などの異物を日々排除しています。

 そして、がん細胞もこれら免疫細胞の排除対象になります。健康な人でも、毎日約5000個もの異常細胞がうまれ、がん化しているといわれています。

 しかし、これら異常細胞のほとんどは、ナチュラルキラー(NK)細胞、リンパ球、好中球等の免疫細胞が排除するため、コロニーを形成して腫瘍に至る葉では普通は増殖しません。

 このような免疫のしくみを利用し治療が、『がんの免疫療法』です。本来、患者さまが持っている免疫力でがん治療を行い、さらに患者さんご自身の免疫細胞を使用しますので、抗がん剤などの化学療法や放射線治療などと違い、副作用はほとんどありません。これが最大の特徴です。

 日本では保険適応されないためあまり馴染みはありませんが、欧米では癌の3大療法に加え、免疫療法を第四の治療として選択肢、標準治療としている国もあります。

 科学的根拠の高い治療であり、様々な疫学やエビデンスが多数報告されていえる、極めて効果的な治療です。



画像がん免疫療法の方法とは?

 健康な人であっても、がん細胞などの異常な細胞は1日に約5000個生じています。しかし、それらが必ずがんになるわけではありません。生体には免疫システムが常に監視し、異常な細胞を見つけてこれを排除して、がんに発症しないようにしています。

 しかし、発がん性物質の摂取やストレスなど様々な理由で異常細胞が免疫システムの監視を潜りぬけたり、細胞分裂を繰り返してしまうと、がんの発症や進行が起きてしまいます。しかも、がんの中には、免疫細胞の増殖やその攻撃を抑える能力を持っているものさえあるのです。 

 そこで、がん治療の一つで、がんを認識したり攻撃したりする免疫細胞を体外で培養して増殖・強化してから体内に戻すことでがんを攻撃しようというものが、「免疫治療」です。

 その方法は、
①患者さんから採取した血液から、免疫細胞を取り出し、専用の培養液で薬剤等による刺激を加えながら活性化し増殖します。
②使用した薬剤を取り除き、活性化した免疫細胞を回収します。
③増殖培養された細胞を生理食塩水とともに点滴剤として患者さんに投与して治療します。

 免疫細胞治療の最大の長所は、もともと患者さん自身の体内にある免疫細胞を治療に使うので、副作用が無いか殆んど出ないことです。ごく一部の患者さんに稀に微熱や軽度のアレルギー反応が見られることがありますが、問題となる副作用の報告は今までにありません。
 免疫細胞治療は、がん細胞が弱く少ないうちに行うこ効果的で、我々の統計でもそれを示しています。手術で腫瘍を切除した後の再発・転移予防に、その力を発揮しやすいと考えられます。進行がんに対してもできるだけ早い段階で受けることで、治療を続けやすくなります。また、抗がん剤等、他の治療の効果を阻害することなく、むしろ効果が増すということも期待できます。



画像がん免疫の原理

 本来、私たちの体には「免疫」というシステムが備わっており、侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃、排除しています。がんも例外ではありません。このシステムには様々な「免疫細胞」が関わっており、「自己=自分自身」と「非自己=異物・抗原」を見分けて「非自己」を攻撃・排除しているのです。
 体内では、毎日何千ものがん細胞が発生していますが、すべての人ががんにならないのは、「免疫細胞」が休むことなく働いてがん細胞を退治しているからです。ところが、加齢やストレスなど様々な要因から「免疫細胞」が衰えてしまうと、がんの発症を防ぎきれなくなります。
そこで、弱ってしまった「免疫細胞」を体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内に戻し、がんと戦う力を増強させます。この療法を「免疫療法」といいます。



画像5種複合免疫療法と他医療機関の免疫療法との違い

・ただ一つの細胞を活性化する免疫療法には限界があります。
一つの免疫細胞の元気を回復し、数を増やすだけでは免疫力を十分に高めることはできません。免疫細胞同士のつながりを考えると、免疫力を高めるには、
1.キラーT細胞 2.NK細胞 3.γδT細胞 4.NKT細胞 5.樹状細胞が、協力し合って活性化することが必要です。
・上記5種類の細胞を同時に培養、互いに活性化し、数を増やし、患者様の体内に戻すことによって免疫機能を再構築し、免疫力を高めてがん細胞への攻撃力を強化して高い治療効果(治療有効率 :60%)を出しています。 
体内でのがん細胞増殖の抑制、再発、転移の予防を目的とした治療法が「NKT・ NK・γδT・キラーT細胞・樹状細胞 5種複合免疫療法」です。



画像癌の免疫療法の成功率はどのくらいですか?

 免疫療法のトータルの治療有効率は60%以上と極めて高い数値です。
図の様に、われわれ免疫療法グループにて、1クール6回の治療を受けたがん患者様の中で、1クール終了後にCT, MRI, PETなどでがん病変の測定が可能、かつ治療前後で患者様の追跡調査が可能だった直近の189名(男性86名、女性103名)の有効率は以下の通りです (2013年9月現在)。

【判定基準】

・A判定…完全(CR)・部分寛解(PR):
 腫瘍が消失した。腫瘍マーカーが下がった。再発の兆しが無い状態。

・B判定 長期不変(Long SD):
 腫瘍の大きさ、転移の状況も不変。腫瘍マーカーが下降あるいは横ばいの状態。生活の質が改善された状態。

・C判定 延命効果(SD):
 治療に関わらず腫瘍が少しずつ増大し、腫瘍マーカーも少しずつ上昇しているが、緩やかな進行と思われる状態。

・D判定 無効(PD):
 治療に関係なく進行した状態。

■治療有効率:約60%
(A判定:完全・部分寛解 23%+B判定:長期不変 38%)
*直近189名のうち・・・
・免疫療法単独で治療した患者様(105名):A判定・B判定が56名(53%)
・抗がん剤を併用した患者様(84名):A判定・B判定が60名(71%)
直近189名のうち116名(約61%)が治療有効(完全・部分寛解23%+長期不変38%)と評価できました。



画像どんながんに有効ですか?再発や転移がんに対応しますか?

一部の白血病、一部の悪性リンパ腫を除く、ほぼすべてのがんに対応します。難治性のがんや進行したがんにも対応します。手術・抗がん剤・放射線治療が難しい転移・再発したがんでも、当療法によって、がんが縮小したり、進行が抑えられたり、なかには完全に消失したケースもあります。がんの再発・転移の予防にも効果的です。また「NKT細胞」は、抗がん剤やステロイド、放射線に対しても抵抗力が強いのが特徴です。
手術前・術後の抗がん剤・放射線治療と併用することで、副作用の軽減や生活の質の改善にも役立ちます。



画像末期がんに対する免疫療法はどのような効果がありますか?

 残念ながら、日本の死亡率の第一位はがんです。特に、がんの末期では、患者さまとご家族はは痛みやせん妄との戦いになります。いわゆる緩和ケア病棟・外来での治療が現在中心で行われています。
 しかし、生活の質の極めて高い第二の治療の選択肢として、がんの免疫療法があります。免疫療法を受けた患者さま、そしてご家族からは大変感謝され、納得を受けている治療です。
 免疫療法とは、がんを駆逐・認識する細胞を培養して癌細胞を直接攻撃する治療法です。抗がん剤などと異なり、全身の免疫を低下させることなく、むしろ増強する作用があります。
 当クリニックでいわゆる末期かんの患者さまは、在宅で医師と看護師が往診し、そして点滴で免疫療法を行うほか、内科的診察も同時の行っています。
 治療を受けた患者さまとそのご家族の感想で一番多いのは、
①「痛みが殆ど無く、モルヒネを使わずにペインコントロールができて、生活の質が高かった、便秘から解放されて薬を使わずに済んだ(モルヒネで便秘になります)」
②「長期間の延命ができてよかった(医師の宣告より、3~6か月程度延命できることが多い)、そのため相続や贈与、また会社の後継者に事業の引き継ぎ画できて良かった」
③「家族と最期まで、楽しく食事や会話ができた。」
④(特にご家族から)最期まで、穏やかで平安に過ごすことができた
 免疫療法は早期であれば、もちろん直接のがん治療になりますし、高い有効率をもっています。



画像治療の流れは、具体的にどのようになるのですか?

 患者さま、あるいは患者さまのご家族よりご連絡を電話あるいはメールで頂いたのちに、ご相談ご質問などを頂くためのカウンセリングの予約をお取します。

 他医療機関などの情報提供(CT、MRI、腫瘍マーカー値、血液検査など、ある場合は紹介状など)を拝見させて頂き、現状を確認させて頂きます。

 また、当クリニックでも必要に応じて追加の検査を行う場合もあります(エコー検査、各種血液・生化学検査、腫瘍マーカー追加検査、尿検査、G6PD酵素検査、フォトダイナミック診断など)。

 十分な説明と患者さまの同意、あるいは主治医との連絡の必要の可否などを決めた後、免疫療法を開始します。必要に応じて行う併用療法がある場合(遺伝子治療、超高濃度ビタミンC、中鎖脂肪酸ケトン食療法、漢方薬投与など)、これらも治療スケジュールにいれます。

 最初に30㏄の血液を患者さまより採血し、これを培養します。培養センターで約3週間免疫細胞を活性化し、培養します・

 活性化・培養されたがんの免疫細胞を免疫細胞バックにいれ、冷蔵宅配便にて、患者さまご来院の直前に誠敬会クリニックに配達します。

 患者さまに誠敬会クリニックに来院していただき、できるだけ新鮮な活性化増殖した癌免疫細胞を点滴します。

 治療毎に体調の問診、必要に応じて対症療法を含めた内科的加療をおこないます。

 これを6回繰り返します(1クール)。必要や患者さまの要望に応じて、複数回のクールをおこないます。



画像適応できるがんはどのような癌ですか?

当クリニックで行っている免疫療法では下記15種類であり、HLA検査は不要です。

大腸がん 食道がん 悪性リンパ腫
胃がん 乳がん メラノーマ(悪性黒色腫)
肺がん 卵巣がん 神経膠芽腫
肝細胞がん 頭頚部がん 急性骨髄性白血病
膵臓がん 前立腺がん 多発性骨髄腫



画像標準治療の限界と免疫療法

 転位したがんや危険ながん(活発に遠隔転移するがん)は、全身性の疾患です。このようながんでは、いわゆる標準治療は不向きです。なぜならば、標準治療の多くは局所療法(外科、放射線、重粒子など)で、全身性疾患の根治は不可能だからです。

 このように、悪性度の高いがん(遠隔転移をする勢いの強いもの)の場合は、全身性疾患と考えらます。最新の重粒子線などの照射による治療であったとしても、局所療法だけでがん制圧するのは、原理的にも無理があります。

 このように、悪性度の高いがんがCTやMRI、PET検査などでがんと診断される程、大きく成長していることが確認された場合、残念ながらその時点で転移が成立している可能性が既に高いことが予測されます。

 健康な人であっても、体のどこかにメスをいれ、そこに放射線を照射したら、免疫力がさがりますよね?

 つまり、がん患者さんは手術により免疫力が低下すると、転移している病巣が成長速度を早め、結果的に患者さんが早く亡くなってしまうこともあるのです。

 また手術で大きな傷を負うと、失われた細胞を補うため、大量の細胞成長因子(サイトカイン)が分泌され、周辺組織の正常細胞に細胞分裂を促します。ところが、悪性度の高いがん細胞は、このサイトカインを受け取るレセプターが大量発現しているので、がん細胞は猛烈と増殖すると考えられます。

 つまり、増殖能力の高いがん細胞が存在する場合、外科でがんを取り除くことによって、結果としてがん細胞の増殖を促す、という矛盾を生じてしますのです。

 一方、放射線療法や、化学療法である抗がん剤は、がん細胞と正常細胞を区別することなく、増殖(細胞分裂)中の細胞の遺伝子にダメージを与えます。ところが、化学療法により、免疫細胞を始めがん細胞より活発に増殖する多くの正常細胞ががん細胞よりも先に打撃を受けてしまいます。放射線療法や化学療法を際限なく続けると、患者さんのある種の正常細胞が先に殺されてしまうのです。

 また、放射線や化学療法は発がん作用もあり、正常細胞ががん化してします可能性もゼロではありません。

 そのため、放射線療法においては、では必ず先に治療で浴びせる合計線量に制限を設け、所定量以上に放射線を浴びせない様にするのです。

 化学療法の場合はMDR(多剤耐性)という、薬剤耐性が出現し、薬が効かなくなる時がきます。別の薬に代えても副作用が増えるだけで、効果は落ち続けます。やがて患者さんの体力、生命力が耐えられなくなり、投与を続けられなくなります。

 一部の白血病などのように、抗がん剤が奏功するものを除き、化学療法は延命を目的に実施されるものであり、治癒は最初から想定されていないのです。

 さらに、化学療法は標準投与量(保険適応量)を守るよりも、投与量を減らしたり、投与間隔を広げる「休眠療法」を適用した方が、患者さんの生存期間が延びることが経験的にしたれています。

 このように、標準治療をおこなうことで、白血球が極端に減少し、感染症に弱くなる、体液の循環が滞り、胸水や腹水が溜まる、睡眠障害や耐え難い疼痛に襲われるという治療によって患者さんの生命を脅かす結果となるのです。がんそのものではなく、標準治療の副作用による合併症が命取りとなります。

 つまり、全身に転移するタイプのがんや、すでに全身に転移しているがんでは、保険適応の治療法ではなす術もないのです。

 このうようながんに、免疫療法は非常に適している治療といえるのです。 



画像免疫療法の治療費はどのくらいになるのですか?

 基本的に、がんにたいする5種免疫療法では、DCアイバック・CSC療法(がん幹細胞・がん細胞を標的とした新樹状細胞ワクチン療法)を選択します。

費用は、
1回投与分:318,600円、初回培養費用:16,200円(1クールごと初回のみ)、1クール(全6回):1911600円(318,600×6)となります。
※1投与318,600円ごとの支払です
※総費用は選択した1治療の合計になります。
※お支払いは原則1回分毎のお支払いになります。
※患者様のご都合による培養中止の場合、返金はできませんのであらかじめご了承下さい。
(採決の翌日から培養を開始致します。採決翌日からのご返金はできません。)



画像がん免疫療法は、どのような患者さんの治療に向いているのでしょう?


 がん免疫療法は、どんな患者さんの治療に向いているのでしょうか、というご質問をうけます。

 もちろん、既にがんを罹患しているひとはもちろんですが、既にがん治療をうけて検診をしているかた、あるいは何らかしらのがん家系の方、などから質問をうけますので、ここにまとめます。

①再発や転移の予防を期待する人
 いわゆる三大療法で治療が奏功し、現在は腫瘍マーカーでの経過観察をしている方などで、画像診断などでは見えないごく初期の腫瘍細胞による転移や再発を予防する目的は有効と思われます。

②高齢や他の疾患で、手術や抗がん剤の副作用に耐えられない患者さまの補助的治療やQOLの改善を目的とする場合

③いわゆる末期がんで、残念ながら三大療法にほどんど効果がなく、生活の質の改善であるQOLの向上を求める場合や、「延命効果」を求める場合

などです。また、

④標準治療と併用してその効果を高めたいを希望されているからも多くいらっしゃいます。

 再発予防は、再発率の高いステージⅢやⅣで、手術後に一定期間、抗がん剤療法や放射線療法をやる“術後補助療法”が行われています。その補助療法と並行して行うか、その直後に免疫療法を始めると再発予防に効果的です。

 また、免疫療法の最大の特徴は、“副作用が無い”ことです。 

 ですから、再発率が低いとされるステージⅡ等であっても、約4分の1は実際に残念ながらが再発が認められます。

 不安であれば、副作用の無い免疫療法を受診することで、再発予防に備えるのが最もよい選択だと思います。