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認知症・アルツハイマーの現状

2015年04月22日
 我が国は超高齢化社会を通りすぎ、「超々高齢社会」です。しかも、認知症は世界的に増加していて、2010年の時点で3,560万人の患者数と推定され4秒に1人発症していると言われています(※ Marc wartmann. Alzheimer’s Research & Therapy. 2012;4:40)。

 日本では、全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布の母集団を対象にした久山町研究での病理学的評価では、認知症患者は増加傾向で、医療機関を受診しアルツハイマー病と診断される方もまた増加傾向にあります(※本田 祐之, 岩城 徹. 病理学から見た認知症の原因疾患と疫学-久山町研究から-. 最新医学、2013;68:754-760.、厚生労働省. 精神疾患のデータ. 知ることから始めようみんなのメンタルヘルス総合サイト.より)。

 アルツハイマー病は進行性疾患で個人のADLを著しく損ないます。また家族などが介護負担と経済的負担を負いますから、その影響は罹患個人に留まりませんから、まさに我が国では国家的もんだいなのです。

 認知症治療薬として1999年ドネペジルが日本/米国のFDA(食品医薬品局)で認可され、2011年に日本でメマンチンが認可され日本で認知症の治療に大きな影響を与えました。
 
 しかし現時点では、薬物治療はアルツハイマー病の進行を抑制はできず、症状改善もわずかです。アルツハイマー病を含め、精神疾患の慢性経過には、患者/家族/医療/介護/福祉者が付き合っていくことが必要な疾患だと考えられます。

(吉野敏明 筆)

乳がんは肥満と関係が深いことをみなさんしっていますか?

2015年04月22日
 国立がん研究センターがん予防・検診研究センターにおける、18万人を超えるコホート研究では、女性の肥満は閉経前後のいずれでも乳癌リスクになることを発表しました。なんと、肥満の女性では、乳がんになるリスクは、閉経後では最大2.25倍に上るそうです。

 乳がんと肥満、そして炭水化物、とくにデンプンやブドウ糖の過量摂取との関連がこれまで報告されています。炭水化物の摂取は、体重増加およびインスリンレベルに影響し、乳がん腫瘍のインスリン様増殖因子受容体(IGF-IR)の活性化を促し予後に影響するとみられています。

 そもそも、がん細胞が炭水化物の一つであるブドウ糖を多く取り込むことはよく知られています。がん細胞が数を増やしていくには、莫大なエネルギーの産生と細胞を構成する成分の合成が必要ですが、がん細胞におけるエネルギー産生と物質合成の主な材料がブドウ糖だからです。多くのがん細胞は、正常細胞と比べて数倍〜数十倍ものブドウ糖を取り込んで消費しています。 なので、がんの検査法でPET検査というものがありますが、これは放射性同位体で標をつけたブドウ糖血管内にを注射し、この薬剤ががん組織に集まるところを画像化することでがんの有無や位置を調べる検査法です。正常細胞に比べてブドウ糖の取り込みが非常に高いがん細胞の特性を利用した検査法です。

 このがんがブドウ糖を栄養源していることを利用し、がんの食事療法として、中鎖脂肪酸ケトン食療法という、ブドウ糖を断糖する食事療法があるくらいなのです。

 現在の日本の食生活は、糖分にあふれています。「そんなに甘いものはとっていない」と言われる方でも、コンビニやスーパーの惣菜、そしてお菓子や食パンにも極めて多い量のブドウ糖や砂糖が添加されていることを知っていますか?

 みなさんも、カロリーだけでなく、もう一度食生活を見直してみましょう。

(吉野敏明 筆)

当クリニックがナショナルセンターの連携医療機関になりました。

2015年04月13日
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誠敬会クリニックは、クリニック内の診療科の連携や病院との連携だけでなく、各種研究機関やNPO団体、福祉団体や介護団体との連携を進めています。

そのなかで、このたび国立精神・神経医療研究センターとの連携をさせて頂くこととなり、本日よりその認定証を待合室に掲示することとなりました。

国立精神・神経医療研究センターとは、神経系と筋の疾患である精神疾患、神経疾患、筋疾患、発達障害の克服を通じて、小児期から成人期を経て老年期に至る生涯にわたる脳、心そして身体の健康を目指し、これらの成因・発症機序の解明と治療法の開発の研究を行っている国立研究機関です。そして、このセンターの病院は、世界最高レベルの研究に裏付けされた、先駆的な最新の医療を実践しています。

このセンターは、日本で唯一である精神と神経の研究と治療をおこなっているのみならず、実は世界でも唯一の研究機関でもあるそうです。

誠敬会クリニックでは、より高度な画像診断装置などが必要な場合、同センターでの検査や必要に応じて治療を行ってまいります。

患者さまの安心・安全のために、今後も誠敬会クリニックは進化し続けます。

唾液が少ないと口内が細菌まみれに・・・?

2015年04月11日
唾液が少ないと口内が細菌まみれに? 歯科従事者お勧めの対策方法は……

当クリニックのドクター田中真喜が取材を受けたものがマイナビニュースにでましたので、転載します。
マイナビニュース

フィリップス エレクトロニクス ジャパンはこのほど、全国の30代~50代の男女600名と歯科医師・歯科衛生士100名を対象に実施した「お口の乾燥と唾液に関する調査」の結果を明らかにした。

日常的に口の中が乾燥していると感じることがありますか?
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唾液には、口内の細菌の繁殖を抑える「緩衝作用」や口内の細菌の活動を抑える「抗菌作用」など、オーラルケアの観点からさまざまなメリットがある。ただ、年齢を重ねるにつれて、唾液の分泌量が減少したり、サラサラの唾液からネバネバの唾液へと変わり質の低下が起こったりするという。

実際、同社が日常的に口の中が乾燥していると感じることがあるか尋ねたところ、一般人の5割以上が「よくある(9.2%)」「たまにある(45.5%)」と回答した。歯科従事者でも約4割が「よくある(5.0%)」「たまにある(34.0%)」と回答している。全体でも52.4%と、約半数が日常的に口の中が乾燥していると感じていることがわかった。
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口を潤すためにしていることについて聞くと、全体のトップ3は「飲み物を飲む(70.4%)」「口をゆすぐ/うがいをする(45.6%)」「水を口に含む(43.7%)」だった。歯科従事者は、「舌を動かす(32.0%)」「唾液線マッサージをする(28.0%)」「アゴを動かす(24.0%)」など、口の周りを動かして唾液の分泌につながる方法を実践している人が多かった。
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医療法人社団誠敬会 誠敬会クリニック内科・歯科の田中真喜先生は、「飲み物を飲むことで口内を潤すことができる一方、糖分を含んだものは虫歯や糖尿病のリスクを高めます。舌や唇を動かしたり、唾液腺マッサージをしたりするだけでなく、食事の際に咀嚼(そしゃく)回数を増やして口の周りを動かす習慣をつけることが大切です」と指摘している。


口を潤すための口の周りを動かす対策における一般人と歯科従事者の違い

これまで唾液の作用について知る機会はあったか尋ねると、「まったくなかった(9.8%)」「ほとんどなかった(60.0%)」と一般人の約7割はそのような機会に恵まれなかったと回答した。

唾液についてもっと知りたいと思うか聞くと、一般人は「とても知りたいと思う(17.2%)」「少し知りたいと思う(63.0%)」と答えた。歯科従事者では「とても知りたいと思う(56.0%)」「少し知りたいと思う(35.0%)」 と、9割以上が興味を示している。

睡眠時無呼吸症候群の治療(マウスピースをつかったもの)

2015年04月08日
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 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療には、いくつかの種類がありますが、そのなかでもマウスピースを使ったものを紹介します。

 SASの治療には、CPAPという鼻や口から酸素や空気を送り込み、気道閉塞を抑止する装置があり、最もよく使われています。当クリニックでも睡眠検査によって、最も多く使う種類の機器です。
 
 しかしながら、この装置の欠点は、夜目が醒めた時にトイレに行くときにいちいち装置を外さないといけないこと、また装着感が悪いと寝ぼけて外してしまうことがあること、また乾燥している時期には喉が乾きやすいことなどがあります。女性では、顔にストラップの後が着くことを嫌がる方もいます。
マウスピースでは、気道閉塞しないような下顎の位置に誘導することによってSASを防止するものなので、CPAPとは原理が異なります。また、併用も可能でありますし、電源がなくても使用できますので、飛行機の中や車の中の仮眠でもしようできます。

 睡眠検査の結果によって、また患者さまとカウンセリングすることによって治療法の選択をしていきます。

(吉野敏明 筆)

口腔頸部のがんの早期発見に重要性

2015年04月06日
 大変残念なことに、歌手で作曲家でプロデューサーのつんくさんが、声帯がんで声帯の摘出を行ったニュースが流れました。

 坂本龍一さんや、甘利前経済産業大臣、桑田佳祐さん、大橋巨泉さんなど、口腔や頸部の癌に患っている方は増えています。実際、統計上も口腔や頸部の癌(舌癌、歯肉がん、顎下腺癌、舌下腺がん、耳下腺癌、食道がん、甲状腺がんなど)は増えています。
※『科学的根拠に基づく 口腔癌診療ガイドライン2013 年版』より

 しかしながら、内蔵の他の癌と異なり、口腔がんは、直接目で見てそして直接触診して発見可能な癌です。しかし、浸潤性のがんや顎下腺などの唾液腺や口腔と食道の境界など、見にくい部分の癌があることも確かです。

 そこで、当クリニックでは、ベルスコープという、画期的な光診断機器をもちいて口腔がんの早期発見をおこなっています。ベルスコープは、ある特定の青色波長を照射する装置で、健康な組織は蛍光発光し青緑色に、癌組織や前癌組織は暗色に見えます。薬剤を一切使用せず、病理組織採取の様に切開切除もしない、全く患者負担の少ない機器です。
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国立精神・神経医療研究センター病院と連携します。

2015年04月04日
当クリニックが、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院と連携することとなりました。
国立精神・神経医療研究センター病院
国立精神・神経医療研究センターとは、神経系と筋の疾患である精神疾患、神経疾患、筋疾患、発達障害の克服を通じて、小児期から成人期を経て老年期に至る生涯にわたる脳、心そして身体の健康を目指し、これらの成因・発症機序の解明と治療法の開発の研究を行っている国立研究機関です。そして、このセンターの病院は、世界最高レベルの研究に裏付けされた、先駆的な最新の医療を実践しています。
当クリニックの理事長で、精神科病院の医療法人十字会松見病院の理事長も兼任する吉野敏明が2月にセンターを訪れて、画像診断と小児脳外科の先生らと直接面談し、また先日正式に連携する手続きが完了しました。
今後、当クリニックで治療できる患者さまに対して、より精密な機器を用いて診断するときは、センターと連携して検査して頂き、治療に当たります。
また、当クリニックの設備や技術を超える難疾患や入院の必要な患者さまに対しては、センターと連携し、また松見病院とも連携するトライアングル体制をとっていきます。
患者さまの安心安全、そして良質な治療の為に、誠敬会クリニックは今後も継続して努力をしていく所存です。

TMS(磁気刺激治療)を用いた、最新のうつ病治療とは?

2015年04月03日
磁気刺激治療(TMS)は磁気刺激によって脳の活動を回復させる治療です。写真の様に、診療用ベッドの上にのって、頭に磁気治療装置を装着しておこなう、うつ病の最新式の治療です。
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うつの症状を発症している脳は、血流や代謝が低下している可能性があると感がられています。そこで、TMSは「背外側前頭前野」に磁気刺激を与えます。 刺激は神経細胞を通じて、さらに深部にある感情をつかさどる「扁桃体」に二次的な刺激を与え、脳の活動を回復させる治療です。
この治療法はNHK でも特集され、超低侵襲の最先端治療機器として放送されました。TMSの副作用は、ごく少ないと言われていますが、磁気による頭部への軽い痛み・不快感があります。稀な副作用としてけいれん、発作が考えられますが、3,000回に1回の確率といわれています。
全米480ヶ所で実施され、これまでに4年以上の治療実績があり、1万人以上の方が受けている治療です。アメリカでは約6割の方に効果が得られたとの報告もあります。
誠敬会クリニックでは、TMS治療をご希望の方に対し、TMS治療で高い実績のある新宿メンタルクリニックと提携して治療ができるようにいたします。
新宿メンタルクリニック