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世紀の発見か?アルツハイマー型認知症の進行を止める薬の組み合わせの発見

 残念ながら、治療法が確立していないアルツハイマー型認知症。世界中で研究が続けられているなか、治すことはもちろん、進行を止めることも困難です。

 ところが、英国医学研究審議会のGiovanna Mallucci氏とその研究チームが、2年間かけて調合薬を研究し、なんと既存の薬2つを使った調合薬が、アルツハイマー型認知症の進行を止めることができる、という研究が発表されました。臨床試験が終わればすぐに普及可能とのことです。というのも、すでに承認されている薬の組み合わせだからです。

 先ず、最初の研究発表では、PERKという酵素の一種を抑制する調合薬で、伝達性海綿状脳症(プリオン病;この病気はプリオン病とはアルツハイマー型認知症の症状と酷似している、のうが萎縮していく症状)を患っているマウスの脳細胞の死滅を完全に止めることが出来るということを発見しました。
Alzheimers_disease_brain_comparison

 この研究は「PERKを抑制すれば全ての生物の神経変性を遅らせることが可能であるという世界最初のエビデンスであり、これは「アルツハイマー型認知症克服のためのターニングポイント」として発表されましたが、この調合薬は体重の減少や糖尿病などの強烈な副作用を伴うことも判明しており、人間に使用するには適していないと判断されました。

 そこで、同氏らは2年間を費やし、脳に対して同様の効果をもたらす調合薬を数百以上調査しまし、その結果2つの完璧な候補薬を見つけ出したのです。

 その気になる2つの薬ですがまだ公表されていません。理由は、「正式な臨床試験が行われる前に公表すると、患者の方たちがその薬を自分たちで調合して使用してしまう恐れがある」と説明されています。

 効果的な治療法が殆ど見つからないアルツハイマー型認知症の大きな転換期に当たる可能性があります。

(吉野敏明 筆)


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